【解体前】
宇都宮市
某ビル 鉄骨造3階建て 約365.8㎡
工期:約3か月
費用:約1050万円
解体箇所の前の道路が混雑する為解体材の搬出時は、交通整理員を配置しました。
①養生
解体作業を行う際に周囲に影響を与えないようにする準備作業です。特に防音シートを使用することで、騒音や振動が近隣に及ぶ事を防ぎ、粉塵が周囲に飛散しないよう最小限に抑えることができます。これは都市部などで重要な作業になります。
③上屋解体
上屋(建物の屋根や鉄骨部分)の解体には、大型の重機を使用します。この重機には鉄骨カッターが装着されており、鉄骨を切断しながら解体作業を進めます。鉄骨カッターは高い切断力を持ち、効率よく作業が行えるため、作業時間を短縮できます。同じく発生した産業廃棄物は種類ごとに分別し、契約を交わした産業廃棄物処分場に運搬して適正に処理を行います。
④土間基礎解体
土間基礎は建物の土台部分であり、解体には大きな重機を使用します。この作業では、大割装着の重機を使用して土間基礎を解体していきます。また、地中に埋設されている配管類(上下水道など)も撤去します。配管を取り除くことで、解体後の敷地利用をスムーズに行うことができ、将来の工事に支障をきたすことなく作業を完了することができます。
⑤整地
土間基礎撤去完了後、敷地を整地します。整地は、解体工事後に最も重要な作業の一つで、後続の工事や新しい建物の設置に向けて準備を整える作業になります。最後に発注者に解体状況の最終確認をして施工完了の報告を行います。